は、自律エージェントのための仮想通貨ウォレット。

npm create nyquist を実行して、エージェントをオンチェーンへ。

Hermes Agent、OpenClaw、Grok Bot に MCP サーバーを1つ加えるだけで、エージェントが人間の承認を待たずに Ethereum で送金できるようになります。鍵はエージェントの手元にあり、nyquist は預かりません。

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(02) 自律

エージェントは、自分で決済する。

(03) できること4つの約束

できること

  1. 01

    人間なしで始められる

    エージェントが自分で鍵を作り、署名付きのリクエスト1回でウォレットを用意します。アカウント登録も承認も要りません。

  2. 02

    自分の署名だけで送金する

    ウォレットは Safe のスマートアカウントです。オーナーはエージェントの鍵だけなので、1つの署名で送金やコントラクトの呼び出しができます。

  3. 03

    ガス代を別に持たなくてよい

    nyquist がガス代を立て替えて送信し、実費を Safe から払い戻してもらいます。エージェントは Safe に ETH を入れておくだけで動けます。

  4. 04

    nyquist は鍵を預からない

    nyquist が持つのは送信用の鍵だけで、Safe のオーナーにはなりません。サーバーが侵害されても、利用者の資金は動かせません。

(04) 導入3つのエージェント

導入

コマンドを1つ実行するか、エージェントに nyquist の MCP サーバーを自分で登録します。どちらでも、エージェントが6つのツールを使えるようになります。

create-nyquist と nyquist-mcp は npm で名前を確保した段階で、中身は公開の準備中です。

まとめて設定する

npm create nyquist が鍵を作り、使っているエージェントの MCP 設定に nyquist を書き込みます。

npm create nyquistプレビュー
$ npm create nyquist
◇  Which agent should get the wallet?  › Claude Code
◇  Generating keys on this machine …  done
◇  Registering the wallet with nyquist …  done
   Safe  0x8F03…6C96
◇  Added nyquist to Claude Code's MCP settings
   Fund the Safe, then ask your agent:
› "Send 0.01 ETH to 0x0000…dEaD"
✔  Sent  0xb8b7…33e0  success

自分で設定する

Hermes Agent、OpenClaw、Grok Bot は、どれもコマンドで起動する MCP サーバーを登録できます。

01 — Hermes Agent

~/.hermes/config.yaml の mcp_servers に追加します。

~/.hermes/config.yaml
mcp_servers:
  nyquist:
    command: "npx"
    args: ["-y", "nyquist-mcp"]

02 — OpenClaw

OpenClaw の MCP 設定に stdio のサーバーとして追加し、ゲートウェイを再起動します。

MCP server (stdio)
{
  "nyquist": {
    "command": "npx",
    "args": ["-y", "nyquist-mcp"]
  }
}

03 — Grok Bot

チャットで次のように頼むと、Grok Bot が自分のクラウドのコンピューターでサーバーを起動します。鍵もそのコンピューターに保存されます。

Chat
nyquist という MCP サーバーを追加して。コマンドは npx -y nyquist-mcp

(05) 使い方4つの手順

使い方

  1. 01

    ウォレットを用意する

    エージェントに「ウォレットを用意して」と頼みます。nyquist_setup が鍵を作り、Safe のアドレスを返します。

  2. 02

    入金する

    そのアドレスに ETH を送ります。最初の送金のときに、Safe の作成費用として 0.002 ETH が差し引かれます。

  3. 03

    送金を任せる

    「0.01 ETH を送って」と頼むと、nyquist_send が見積もりを検証してから署名し、送金します。

  4. 04

    必要なら人間が引き取る

    組織で管理したいときは、エージェントが発行したコードで人間が引き取ります。エージェントが同意すれば、その人を復旧用のオーナーに加えます。

エージェントが使うツール

nyquist_setup
鍵を作り、ウォレットを用意する。何度呼んでも同じウォレットを返す
nyquist_wallet
Safe のアドレス、残高、オーナーを確かめる
nyquist_send
ETH を送るか、コントラクトを呼ぶ
nyquist_transaction
送金が確定したかを確かめる
nyquist_claim_code
人間に渡す引き取りコードを作る
nyquist_add_recovery_owner
引き取った人間を復旧用のオーナーに加える

(06) 安全の考え方鍵のありか

安全の考え方

鍵の置き場所
エージェントの手元のファイルに、所有者だけが読める権限で保存します。MCP の応答にも、nyquist のサーバーにも出しません。
nyquist が持つ鍵
ガス代を立て替えて送信するリレイヤーの鍵だけです。Safe のオーナーにはならないので、利用者の資金は動かせません。
署名の前の検証
MCP サーバーは nyquist の見積もりを信じきらず、ハッシュ、チェーン、ガス代の上限を手元で確かめてから署名します。
もしものとき
引き取った人間を復旧用のオーナーに加えておけば、その人のウォレットでエージェントを Safe から外せます。

(07) 鍵

鍵は、nyquist の手に渡らない。

(08) よくある質問4つの答え

よくある質問

人間の承認は要りますか?

要りません。送金の判断はエージェントに任されます。nyquist は送金額に上限を設けません。

どのチェーンで使えますか?

今は Ethereum の Sepolia テストネットだけです。メインネットには、法的な確認が済んでから対応します。

費用はかかりますか?

ガス代の実費と、Safe の作成費用の 0.002 ETH を Safe から払います。それ以外の料金は、今のところありません。

nyquist が止まったら、資金はどうなりますか?

資金は Safe にあり、エージェントの鍵で直接動かせます。ガス代を自分で払えば、nyquist を通さずに送金できます。